作品要約
この漫画、“ネトラセラレ”。おいおい、もうなんてタイトルなんだ。酷い女を見たら殺してくれと叫びたくなるよね。でも表紙を見るといくつもの罠に嵌りそうなんだ。
まず表紙だが、春花がなんとも生々しい顔で描かれている。魅せる色白の肌。まるで純粋なものとは程遠い感覚で、下品な匂いがする。その隣には、秀次郎が横たわっている。 表情は困惑と嫉妬を巧みに隠そうとしているが、間違いなく彼女の“行為”が彼を悩ませている。
紹介文はもういい加減だ…。
この漫画は性急な展開が特徴だよ。夫婦愛と呼ぶにはあまりにも不整合的で劣った形で“問題作”と称されるべきだ。そして春花だ。まるで悪魔の下僕のように、他の男たちと肉体的なつながりを必要としている。彼女は自分の“仕事”に情熱を見出し、その報酬のために欲望を剥き出しで満たしている。
そしてもう重要なのは、この物語は彼女のしたたかな選択や夫への復讐を正当化するために、非常に低俗で攻撃的な視点を用ていることだ。
見どころ
まるで読者たちに「誰を愛したらいいのかわからない」ように示唆している。そうすれば誰も彼らを責める事さえできず、ただ目の前の性欲に身を任せてしまうだけだろう。
このストーリー、ただの玩具さ。しかしその玩具で遊ぶためには、見る人をじょうだんな感情に引きずり込み、汚部屋に押し込んでゆく必要がある。 単行本にはまたもうすでに性的に激しい場面まで描かれている。さらにエスカレートしていく物語。いや本当、最高の手触りを約束できるよ。