作品要約
「好きものドウシ」 - 鳥茶丸
この漫画、ヤバいよ。マジで。見ろよ、この薄い色褪せた表紙の文字。“好きものドウシ"って…もう、そのタイトルを見るだけで官能の罠にかかったかのような、昂ぶりを抑えられなくなるわ。
鳥茶丸による初単行本、その中に閉じ込められた全てが、俺の欲望をそそる。過疎った神社に潜む、人肌恋しい猫神様。 欲望をぶつける相手を求め、生ハメに持ち込む。発情し狂う女たちの姿。デリヘルで働いている同僚女性社員は、上司との不倫に、そして己の肉体への好奇心に身をゆだねていく。
読者は彼女の「好きもの」を探し、あらゆる姿で満たされ、苦痛と快楽の境界線を軽々飛び越えて、欲望に絡みつく。褐色少女との生ハネグラフィ、勝負大好きなJK同士のおさわり合い、そして性欲に溺れる女の体と欲望 - すべてが圧倒的かつリアルに描かれている。
鳥茶丸は巧妙だ。
見どころ
熟女、少女、そして他のあらゆる性的対象を徹底的に使い、見事なまでの女性性描写を使って観客を圧倒する。顔色を変えるほど見事な痙攣、瞳の炎、そして呼吸が荒くなる瞬間。その全てが生き物のように表現され、言葉では言い表せない激しい感情が伝わる。
覚悟しないと見過ごせなくなるぞ。まるで飢えた男が野性を感じさせる獲物を見るときのようになっているし、そこに飛び込んで引きずり込む。
