作品要約
な、ななせちゃん、最高にイカセそうで見てるだけでムズムズしてきたよ…
ぶるんっと大きく膨らんだバストが、倫久の前に堂々と横たわる。引きこもりニートというよりもヤクザな、その言い方ならぬ「下がりきった」態度から解放され、まるで脱ぎ捨てようとするお人形のビジュアル。漫画にこそありそうな、そんなありきたりなギャルヒロイン。でもね、このももずみ純って作家には、そんな絵にただ塗りつぶしたような「ありふれた」設定に隠れた、何かもっとスプラッターな欲情があるよ。 第一巻では、ナマで観たような「陽キャ」な長身の美少女、ななせがいたずらっぽく倫久に襲い掛かる。引きこもった日々から解放されるのを望んでいるのは、きっとあたいも同じだろうと言わんばかりに、そんな彼女は倫久の思考を全てかき乱してしまう。
あいつは「脱童貞」を達成させるために、あらゆる戦法を駆使するよ。もう倫久の心では「いや」の言葉さえ発音できない状態になり果てるまで、彼女は自分の「ご奉仕」に命を注ぎ切る。
見どころ
読んでみて、間違いなくキツそうに見えて実際には肉欲に満ちた体つきや、男に絡みつき愛を主張するような独特すぎるポーズを見てくれよ。彼女の体つきに浮かぶ、セックスという名の狂気、それがななせと絡む倫久の精神をも確実にズタズタに引き裂いていく。
電子版特典という「小道具」まで付け加えるとさらにいい。あの「3P」なる漫画には、すでに性器を焦がしたくなるような色気がもう満ち溢れているぜっ!