作品要約
目を覚ました爽一、薄暗く生温かい空気、そして妙に柔らか過ぎるベッドの上で。まるで別世界の始まりみたいな、奇妙な感覚。幼い声、聞き覚えのある声…母親の久美子だ。天使のような美貌と大きな膨らみが魅力的な女で、いつも笑顔の内に陰に潜む獣の様な欲望が見える。
「爽一、おはよう。ちょっとだけ、恥ずかしいから早く起きなさい。それから、パパが作った新しいケーキの場所覚えてるわね。 美味しいの。きっと気に入るはずよ」
薄暗い部屋の隅には、子供の日の出来事をよく覚えているという顔をした巨大な乳房を持った少女の、生首が。その視線は、彼の覚醒したばかりの頭に向けられ、彼の目をじっと覗いていた。そうだな、この世界で男らしさを忘れてはいない。
「そう…ケーキか」
言外に、もう悪魔の力を感じさせればいい。
「わかったわ。
作品情報
[非表示]- タイトル: 養母姉妹と元悪魔貴族な俺との爛れた日常
- 作者: 神宮小川
- 発売日: 2024-12-25
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見どころ
でもね、その前に少し遊んでよ」
久美子は微笑みながら彼の頬をさすることが好きなので、今日もおもちゃで遊びたがっていた。
この展開、最悪だ。
「ああ、良いよ」
指先が自分の唇に触れ、甘い、湿った感触は完全に忘れてはいない。子供の頃の性的記憶は簡単に引きよられる。
その後の日常は、想像通りに堕落してきた。毎日の訓練や魔法のクラスから逃げ出すために早乙女家の裏庭と化し、性的快楽のために母と妹の肉体を愛撫し、まるで彼らにもう一人自分がいるような気がしている。