作品要約
ffine 期待に胸を躍らせろ。これはもう、目を覆うどころじゃない。 “夢見ル乙女”、そのネーミングからして罪作りな響きだ。愛上陸こと逸足の手によるコミック単行本だということはすぐわかった。そしてその内容は、“COMIC X-EROS"で散々見てきた男根主義の塊であることが一目でわかる。 この本は、美形故に弱みに溺れる女子たち - 本能的に性的に欲情を掻き立てるような、名門校に通う可憐な花嫁たち - が様々な陰鬱な愛憎の物語を経験するのだ。特に注目すべきのは、単なる純愛ではなく、そこには飢えた欲望が渦巻き、菊門は簡単に開け放たれ、男たちの残酷な快楽に身を任せることを余儀なくされる女性たちが描かれている。
開けば覗けるもう一方の手で、隠れた残酷さは、「乙女」三部作という名の短編集に潜んでいることを見て取れる。その中に描かれたのは危険で、妹を性的快楽の道に進めるために自ら汚濁なる世界に飛び込んだお姉たちだ。
見どころ
他のページでは、性的狂気、トロロな肉体の剥き出しと、暗闇の中で愛と欲求の一体感が完全に融合し、性的解放のための極道が追求されている。
これはもう性への徹底的な拒絶を押しつぶす、一種の狂信的な衝動だ。読み始めたら引き返せない。その過酷さと快楽を目の当たりにすることを準備しろ。